Trinity-Pawling School
Triple Alpha Campus Visit Report
Trinity-Pawling School 訪問レポート
ニューヨーク州の Pawling は、マンハッタンから車で約1時間北に位置する、静かな町です。独立戦争が最も厳しさを増していた1778年、ジョージ・ワシントンはこの地に拠点を置き、苦境の中でも兵士の訓練を続けながら戦力を立て直し、アメリカを勝利へと導いたと伝えられています。粘り強く努力を重ねることで未来を切り開いた、その歴史が今も色濃く残る土地です。
今回訪問した Trinity-Pawling School は、まさにその精神を受け継ぐように、「努力の積み重ねが未来を切り開く」という価値観を大切にする男子校です。その象徴的な取り組みが Effort Challenge です。学業、課外活動、スポーツ、コミュニティサービスなどにどの程度努力を注いでいるかを6週間ごとに総合的に評価し、上位ランクに達した生徒には、ラウンジの利用時間が延びたり、Study Hall の過ごし方に自由度が与えられたりといった特典があります。特に成績だけでなく「努力そのもの」が評価される点が男子生徒のモチベーションを高めており、校内に掲示された評価の仕組みからも、この制度がよく機能している様子がうかがえました。
煉瓦造りの校舎は落ち着いた佇まいで、品のあるドレスコードに身を包んだ生徒たちが行き交う姿は、伝統校らしい雰囲気を感じさせます。一方で、野球場や新設されたバスケットボールコート、冬のアイスホッケーリンクなどのスポーツ施設も充実しており、練習に励む生徒たちの姿からは、この学校がスポーツにも力を入れていることが伝わってきます。実際、案内をしてくれた生徒たちもスポーツでスカウトされて入学したと話してくれました。
生徒の約80%が寮生活を送っており、廊下ですれ違う際には、上級生が自然に下級生へ声をかける姿が見られ、まるで兄弟のような関係性が築かれていることが印象的でした。また、Robotics ルームや Science ラボ、陶芸やフォト、ウッドワーキングを含むアーツスタジオなどの施設も整っており、生徒たちは体験型の学びを通して、創造力や問題解決力を伸ばしています。大学単位が取得できるサイエンスリサーチプログラムをはじめ、興味関心を深く追究できる環境が整っている点も大きな魅力です。
「努力は未来を切り開く」―― ワシントンがこの地で体現した精神は、200年以上の時を経た今も、このキャンパスの随所に息づいています。
こんな生徒におすすめ!
努力を重視する校風の中で、自分らしく成長したい生徒
小規模でアットホームな男子校コミュニティの中で学びたい生徒
スポーツと学業の両方にバランス良く挑戦したい生徒
体験型・実践型の学びを通して視野を広げたい生徒
学校基本情報
Trinity-Pawling School (ニューヨーク州)
最寄空港:JFK空港から約1時間30分
創立年・種類 : 1907年・男子校
全校生徒数:264人
寮生の対象学年:8〜12年生, PG
寮生の数:211人

