Perkiomen School
Triple Alpha Campus Visit Report
Perkiomen School 訪問レポート
ペンシルベニア州・Pennsburg に位置する Perkiomen School は、人気都市フィラデルフィアから車で約1時間半ほどの、穏やかな自然に囲まれたエリアにあります。Perkiomen Valley と呼ばれるこの地域は、古くからドイツ系移民や宗教コミュニティによって築かれてきた歴史を持ち、今でもどこか温かく落ち着いた空気が流れています。学校の前身である “Perkiomen Seminary” は1875年に設立され、地域教育を支える存在として長い歴史を歩んできました。また、1913年には「鉄鋼王」として知られる Andrew Carnegie (アンドリュー・カーネギー) が図書館建設を支援しており、現在でもその歴史的な Carnegie Library がキャンパスの象徴として大切に残されています。
実際にキャンパスを訪れて印象的だったのは、「伝統校らしい温かさ」と「未来志向の教育」が非常に自然に共存している点です。校舎には長い歴史を感じさせる趣がありながら、教育内容はとても現代的で、特に AI (人工知能)、Entrepreneurship (起業家教育)、Medical Studies といった Institute Program は Perkiomen School を代表するシグネチャープログラムの一つです。生徒たちは単に授業を受けるだけではなく、自分の興味分野について深く探究し、プロジェクトや研究活動に取り組む機会が豊富に用意されています。また、大学進学だけをゴールとするのではなく、その先のキャリアや社会とのつながりまで見据えた学びを重視している点も印象的でした。高校生の段階から自分の興味や将来の方向性を具体的に考えながら学べる環境は、Perkiomen School ならではの魅力と言えるでしょう。
Perkiomen School は学習サポートの充実度にも定評があります。学校には The Learning Center (TLC) が設けられており、生徒一人ひとりの学習スタイルや強みに合わせて、学習方法や時間管理、自己管理能力 (Executive Function) の向上をサポートしています。また、Conference の時間には教員へ気軽に質問や相談ができるほか、Writing Center などの学習支援も利用できます。こうしたサポートを通じて、単に成績向上を目指すだけでなく、自ら学び、課題を解決していく力を育てることを重視しています。実際に学校を訪問した際にも、生徒一人ひとりの個性や目標を尊重しながら、必要なサポートを柔軟に提供している様子が印象的でした。
学校全体の規模感も、Perkiomen School の魅力の一つです。また、アメリカでも比較的珍しく Grade 6 (日本の小学6年生相当) から寮生を受け入れている数少ないボーディングスクールの一つでもあります。生徒数は比較的コンパクトで、ミドルスクールはもちろん、高校についても珍しいほど先生と生徒の距離が近く、一人ひとりを丁寧に見ている環境だと感じました。ボーディングスクールというと競争的なイメージを持たれるご家庭もありますが、Perkiomen School では「挑戦を応援する」空気感が強く、生徒たちが安心して自分らしく過ごしている様子が伝わってきました。伝統と革新が心地よく共存し、生徒一人ひとりの可能性を丁寧に伸ばしていこうとする学校であることを、今回の訪問を通じて強く感じました。
こんな生徒におすすめ!
AI、ビジネス、医療、デザインなど、自分の興味を高校生の段階から実践的に学び、深く探究したい生徒
競争やランキングを重視するのではなく、自分のペースで「まずは挑戦してみたい」生徒
新しい環境に少し不安がある生徒や、周囲のサポートを受けながら自分らしく成長していきたい生徒
学校基本情報
Perkiomen School (ペンシルベニア州)
最寄空港:JFK 空港から約2時間半
創立年・種類 : 1875年・共学校
全校生徒数:369名
寮生の対象学年:6〜12年生, PG
寮生の数:207人

