Rectory School

Triple Alpha Campus Visit Report

Rectory School 訪問レポート


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Rectory School がある Pomfret は、広大な森林や農地が広がる「The Last Green Valley」と呼ばれる地域にあります。ニューイングランドらしいのどかな農村風景と美しい森林は、キャンパスのテラスからも一望できます。また、Pomfret は「コネチカット最後の狼の伝説」が残る場所としても知られ、Rectory School のマスコットも「Wolfie」という狼です。

1920年、Rectory School は、わずか2人の生徒を牧師館に受け入れたことから始まりました。現在は幼稚園から9年生まで、世界各地から260名を超える生徒が学び、5年生からは寮生活を送ることができるジュニアボーディングスクールです。創立以来、生徒一人一人に寄り添う教育を大切にしてきたこの学校では、コミュニティを教育の基盤に据え、人と人との繋がりを育むための様々な工夫がなされています。

例えば、ダイニングホールでは、異なる学年や国籍の生徒が自然に交流できるよう、毎月テーブルの座席が変わります。また、寮では9年生がメンターとなって下級生を気遣い、生活の仕方を教えます。夕食時にも、テーブルの運営や配膳を担ったり、下級生に声を掛けたりと、上級生が年下の生徒を支える場面が日常の中にあります。他にも、「Black and Orange Competition」という伝統があり、5年生から9年生までが一年間同じチームの仲間として協力し合います。こうした日々の関わりの中で、上級生は下級生を支え、下級生は上級生を身近なロールモデルとして成長していきます。そして、自分たちが上級生になるにつれて、今度は誰かを支える立場となり、自然とリーダーシップを身につけていくのです。

この学校のミッションは、“Learning with Purpose, Growing with Confidence (目的を持って学び、自信を育む)”。好奇心を学びの出発点とし、ただ知識を身につけるのではなく、その学びが生徒自身の成長や将来につながっていくことを大切にしています。その考え方を象徴するシグネチャープログラムが、MELP プログラムです。生徒たちは1週間教室を飛び出し、自然体験やアーツ、STEM、地域活動など、普段とは異なる学びに取り組みます。様々な体験を通して、自分でも気づいていなかった興味や強みを発見し、自信や自立心を育んでいきます。

生徒それぞれの学び方に合わせた教育も、Rectory が長年大切にしてきたことの一つです。1930年代には、創設者夫妻の娘である Elizabeth Bigelow が、読むことに困難を抱える子供たちの指導に熱心に取り組みました。当時としては非常に先進的な試みでしたが、そこにあった「子供の学び方は一様ではなく、その子に適した方法を提供することが大切」という考え方は、今も学校教育の礎となっています。少人数ならではのきめ細かい教育体制やアドバイザリー制度も、生徒一人一人の個性やニーズを丁寧に捉え、保護者と連携しながら成長を支えていくことにつながっています。

狼は社会性の高い動物で、群れの仲間と協力して生き、大人の狼が若い狼に狩りや行動の仕方を教えるそうです。そして成長した狼は、生きていくために十分な力を身につけると群れを離れ、新しい仲間や居場所を求めて旅に出ると言われています。そんな狼の姿と、Rectory が大切にしている「Adventure (挑戦)」「Confidence (自信)」「Community (仲間との繋がり)」という理念には、どこか重なるところがあるように感じます。この学校のコミュニティの中で、仲間に囲まれ、様々な経験や挑戦を重ねながら育った生徒たちは、やがて自分の力で歩んでいくための自信とたくましさを身につけ、人生の次のステージへと踏み出していくのでしょう。


こんな生徒におすすめ!

  • 国際色豊かなコミュニティの中で、多様な価値観に触れ、仲間とのつながりを大切にしながら成長したい生徒

  • 一人ひとりに合った学びと手厚いサポートを受けながら、挑戦を重ね、自信と可能性を伸ばしたい生徒

  • 教室での学びにとどまらず、自然体験やアート、スポーツなど多様な経験を通して、自分の強みや興味を広げたい生徒


学校基本情報

Rectory School (コネチカット州)

最寄空港:Boston Logan 国際空港から約1時間半

創立年・種類 : 1920年・共学校

全校生徒数:265名

寮生の対象学年:5〜9年生

寮生の数:183人

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