Kimball Union Academy

Triple Alpha Campus Visit Report

Kimball Union Academy 訪問レポート


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ニューハンプシャー州とバーモント州の州境に位置する Kimball Union Academy (KUA)  は、1813年創立という全米でも有数の歴史を誇るボーディングスクールで、1,300エーカーの雄大な山々に囲まれた広大なキャンパスを有しています。実際に訪れてみると、その静けさと自然の圧倒的なスケールに包まれ、KUA が大切にしている “Deep sense of belonging” (自分の居場所として安心できる環境) がキャンパス全体の雰囲気から自然と伝わってきました。

KUA はサステイナブルな取り組みも非常に積極的で、地熱・ソーラー発電の活用、キャンパス内の温室 (Greenhouse) での栽培、さらにはカフェテリアの食品廃棄物を敷地内で飼育されている豚の餌として再利用するといった、自然との共存を体現するプログラムが日常に溶け込んでいます。こうした環境で生活することで、生徒たちは自然への感謝やサステナビリティへの意識を、無理なく、そして自然に育んでいるのだと強く感じました。

アカデミック面では、130以上の多彩な科目20の AP コースが提供されており、ジュエリー制作やサステナビリティのようなユニークな選択科目から、大学レベルの高度な AP コースまで幅広く挑戦できる点も大きな魅力です。また、季節を問わず使用できる 40,000平方フィートの屋内温水ターフフィールドをはじめ、ノルディックスキーやマウンテンバイクのトレイル、アイスホッケーリンクといったスポーツ環境も非常に充実しています。

KUA は日本とのつながりも比較的強く、現在は 6名の日本人生徒が在籍。日本人同士だけでなく、コミュニティ全体が温かく受け入れてくれる雰囲気があり、留学生にとっても安心できる環境が整っています。アドミッション担当者の「76%が寮生ですが、通学生もよく寮に泊まっているので、実質ほぼ全員が寮生のようなものです」という言葉からも、このコミュニティの結束力と、キャンパスが“第二の家”として機能している様子が伝わってきました。


 こんな生徒におすすめ!

  • 豊かな自然環境の中で学業やスポーツに思いっきり挑戦したい生徒

  • ”Sense of belonging” を大切にする、温かいコミュニティを好む生徒

  • サステナビリティやウィンタースポーツに興味がある生徒

  • ボーディングコミュニティの一体感を大切にしたい生徒

  • 日本人生徒が適度に在籍している学校を好む生徒


 学校基本情報

Kimball Union Academy (ニューハンプシャー州)

最寄空港:Boston Logan 空港から約2時間

創立年・種類 : 1813年・共学校

全校生徒数:340人

寮生の対象学年:9〜12年生, PG

寮生の割合:76%

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